2009年10月20日火曜日

最近の水色文庫にUPしたテキストについて

 朗読用として使いやすいといわれている私のテキストを、毎日1編ずつ、過去作品や新作も織り交ぜながらUPしている水色文庫ですが、最近UPした作品についてちょっとコメントしておきます。
 水色文庫そのものについては、主旨や扱い方も含め、こちらをご覧ください。

「砂時計」
 こちらはYouTubeでライブ映像が紹介されています。朗読者は野々宮卯妙。
 現代朗読協会はそれなりにちゃんとしたホームページも公開しているんですが、なにしろ従来型の朗読教室やカルチャーセンターとはかなり違ったアプローチをしているので、一見、うさん臭げに見えることもあるようです。そういう方でも、YouTube映像を見て、「なるほど!」ポンと膝を打ち、体験ワークショップなどに申し込んでくれるパターンが多いみたいです。
 一見は百聞にしかず、というやつですね。皆さんもぜひご覧ください。YouTubeで「現代朗読協会」「砂時計」「野々宮卯妙」などのキーワードで検索すると出てくると思います。
 ちなみに、野々宮卯妙は現代朗読協会以外では朗読の経験がなく、もちろんそれまでにもひと前でなにかをやったこともない人です。いわば生粋のげろきょ育ちなんですが、ズブの素人が短時間でここまでやれるようになるといういい実例かもしれません。
 野々宮自身も好きな作品だということで、中野Pignoseなどライブパフォーマンスでもちょくちょくやることがあります。

「初霜」
 これも窪田涼子のYouTube映像が公開されています。かなり暗い作品に見えますが、実は明るい希望に満ちた作品です。ぜひ若い人に聴いたり読んでもらいたいです。
 近く、東京ガス展の協力イベントで、ライフバル渋谷・富ヶ谷店の特設会場にて、まだ大学生の朗読者・菊地裕貴が読む予定をしています。みなさん、ぜひ聞きにきてくださいね。10月31日から11月3日までのイベントです。

「温室」
 弓削雅枝と野々宮卯妙というユニットでツイン朗読と称してライブでやっています。YouTubeにも映像があがっています。雅枝&卯妙という実力者ふたりによるスリリングでユーモラスなパフォーマンスは、毎回爆笑と驚嘆を生んでいます。

「Bird Song」
 いろいろな人にいろいろな形で読んでもらっています。先日も大阪〈Vi-code〉で窪田涼子とやりました。カルメン・マキさんの朗読がCD『白い月』に収録されています。こちらのほうもお聴きください。
『白い月』の詳細はこちら