2009年12月23日水曜日

非暴力コミュニケーション2種類のワークショップのお知らせ

----------------------------------------------------
CNVC 認定トレーナー、リヴ・ラーソン来日決定!
東京で入門編&週末ワークショップ開催します(転送歓迎)
----------------------------------------------------

 スウェーデンを中心に活躍する、Center of Nonviolent Communication (CNVC) 認定トレーナー、リヴ・ラーソンさんとケイ・ラングさんの来日が決定しました!

 全ての人のニーズが等しく尊重され、お互いが貢献の喜びで繋がる平和な社会構築を目指すNVC。
 私たちの言動の背後にある、満たされていない "ニーズ"を見つめることによって、憎しみを減らし、痛みを癒し、関係性をより強固なものとすることができます。自らのニーズを理解し表現する方法、また他者のニーズを理解する方法を学ぶことは、人生と生命を豊かにし、それらを大切にすることを学ぶことにつながります。
 今回は来日のチャンスが非常に少ないリヴを迎えての、貴重な学びのチャンスです。ふるってご参加ください!

★北欧からおふたりを迎えるにあたり、前回より金額設定が上がっています。ご了承ください。

■●■●非暴力コミュニケーション ワークショップのお知らせ■●■●
--------------------------------------------------------
1.非暴力コミュニケーション入門講座:『実践的な紛争解決』
--------------------------------------------------------
 どのようなコミュニケーションが争いごとにつながり、逆にどのようなコミュニケーションがつながりや協調を生み出すかについて学びます。

日時:2010年1月14日(木)18:30-21:30
場所:場所:現代朗読協会 羽根木の家(京王井の頭線新代田駅徒歩2分)
   地図→ http://www.roudoku.org/access.html
対象:NVC初心者
定員:25人
講師:ケイ・ラング (英語⇔日本語の通訳付き)
参加費:4000円

【ケイ・ラング】
 エンパシー・トレーナー、調停者、発行者としての仕事に携わる。ガンジーやハフィズ、マーシャル・ローゼンバーグの人生と仕事に影響を受ける。1997年頃からNVCを学び始め、過去10年間教えている。人と人とのつながり、協力と理解のツールを使ってに貢献することに深い情熱をもっており、学校や、さまざまな組織や個人に調停やトレーニングを提供している。
 息子で5歳のネオ君が、教えている事を実生活で実践する手助けをしてくれているという。

--------------------------------------------------------
2.非暴力コミュニケーション週末講座:『恥、怒り、罪悪感-同じコインの三つの面』
--------------------------------------------------------
 怒り、罪悪感や羞恥心が、どのように我々の人生に影響を与えているかについて探求するためのトレーニングです。
 NVCでは「恥、怒り、罪悪感」は同じ意味をもちます。「(私/誰か)は~に値する」「~ねばならぬ」という考えは、他人に向けたとき「怒り」に、自分に向けたとき「罪悪感」「恥」となります。
 たとえば、子供に「ごめんなさいと言いなさい」と叱るとき、「あなたはこれだけ悪いことをしたから、このくらいの罰を受けるに値する」と教育しているのですが、このように、文化によって定められた決まり事(社会的な価値観、常識や教育と称して植えつけられたこと)が、どのように我々のコミュニケーションに影響を与えているかについて、より深く理解していきます。
 また、怒り、恥、罪悪感をより本当の自分とつながった感情に変容させる為の具体的な手法を学んでいきます。自尊心を失わずに「間違い」から学べるようになりましょう。

 このワークショップでは「非暴力コミュニケーション(NVC)」と「ニーズという名のコンパス」を使います。ニーズのコンパスは、恥・怒り・罪悪感が、どのように自分の人生を方向付けているかに気づく手段を提供してくれます。
 また、非暴力コミュニケーション(NVC)の創始者のマーシャル・ローゼンバーグ博士からの提案「絶対に、恥や罪悪感を避ける為に行動を起こさない事」をより深く探求します。
 善と悪、パワーオーバー(力ずく)とパワーアンダー(いいなり)を超えたところに何があるかを探求することで、人生をより豊かに生きるための力を与えてくれるでしょう。

日時:2010年1月16日(土)10:00-18:00+ 17日(日)10:00-17:00
場所:現代朗読協会 羽根木の家(京王井の頭線新代田駅徒歩2分)
   地図→ http://www.roudoku.org/access.html
対象:NVCに興味のある方(初級~中級)
定員:25人
講師:リヴ・ラーソン (英語⇔日本語の通訳付き)
参加費:スライディング・スケール(18000円~38000円)

※スライディング・スケールとは、経済的に恵まれた方が喜んで多くを提供してくださるであろうことに信頼して、経済的に恵まれない方にもNVCワークショップへの門戸を開くことを可能にする参加費システムです。もっと情報が必要な方はお問い合わせください。
※学びたい方が、金額が理由で参加を見合わせることのないようにとの希望を持っています。経済面で難しいと考える方はどうぞご相談ください。

【リヴ・ラーソン】
 CNVC認定トレーナー。NVCの創始者、マーシャル・ローゼンバーグのもとでトレーニングを受ける。1992年以降、コミュニケーションのトレーニング、チーム&リーダーシップ開発、調停等の分野で活躍。現在はコミュニケーション、コンフリクト・マネージメント、そして特に調停に注力。スウェーデンを中心に世界的に活躍する。5歳のネオ君の母であり、コミュニケーションと調停に関する7冊の著作がある。最新刊は"Anger, shame and guilt - 3 sides of the same coin.(怒り、恥、罪悪感ー同じコインの三つの面)"。
 リヴは「NVCは個人の成長に貢献し、人間関係や社会に影響を与えるコミュニケーションや調停のツールでもある。個人の人生の質だけでなく、より幅広い状況において、本当に貢献できる機会を見つけることができた。NVCのプロセスを使う事で、全ての人々が必要としている事が我々の行動の指標となる世界を作り出すことが本当に可能である事に、おおいに希望をもっている」と語る。

■●■●どちらのワークショップも、お申し込み・お問い合わせは:

1) 日本NVCネットワークのウェブサイトから申し込み・問い合わせフォームを使って
2) NPO法人現代朗読協会のウェブサイトから詳細・申し込み・問い合わせ(フォームあり)
3) メールで nvc2009novworkshops@gmail.com まで

【注意】
・お申し込みをいただいたあと、振込先等を記載した案内メールをお送りします。 受付は入金をもって完了とします。
・案内メール送付後1週間または開催日の5日前までに、ご連絡なく入金を確認できない場合、キャンセル待ちをされている方への便宜のため、自動的にキャンセルとさせていただきます。悪しからずご了承ください。

 ご連絡お待ちしています! 主催:NVCワークショップ運営委員会■●■●