2011年3月20日日曜日

「災害時のメンタルケア」の拡散について

地震発生二日後の3月13日に、臨床心理士の牧野有可里さんから送られてきた「災害時のメンタルケア」という文章をブログで公開して以来、大変多くの方に読んでいただいた。
私のブログのアクセスカウンターだけでも二日間で5万アクセス以上をカウントしており、皆さんがそれぞれ転載してくれた分も入れるとおそらく軽く10万人以上には読まれているだろう。

専門家にも使ってもらっているらしい。
臨床心理士の資格をもつ聖学院大学児童学科の金谷教授も使ってくれているらしいし、ほかにも心療内科の主治医からこのテキストをもらって読んだというような話も聞く。某有名作家のブログにも引用されているのを見た。
それだけ有用性が高いということなのだろう。

ただ、なかには一部改変したり、部分的にしか引用されていなかったりする場合がある。それでも有用性は損なわれないとは思うが、できれば改変せずにそのまま転載していただけるとうれしいし、そのほうが有用性はより保たれると思う。
著作権のようなものは主張してはいないが、出典を明らかにしてもらえるとさらにありがたいことはいうまでもない。なぜなら、出典がはっきりしていれば信頼性も保障されるからだ。出典がはっきりしていない情報を信用しない人は多い。

目の不自由な方や、文字を読むことが困難な方、つらい方のために、音声版も作った。
これには私の音楽をBGMとして用いた。幸い、好評をいただいている。
こちらのほうは二日間で約500ダウンロードがある。

さらに映像版も作ってみた。私の音楽をBGMに、映像は羽根木の家の庭から見える木々の、風に揺れる様子をカメラをただ回しっぱなしにして撮ったものだが、こちらも好評をいただいている。
それぞれのありかは以下のとおり。

「災害時のメンタルケア」
オリジナルテキスト
音声版
映像版(YouTube)