2011年9月29日木曜日

音読ケアワーカーの育成プログラム勉強会

今日から勉強会がスタートします。
なんの勉強会かというと「音読ケア」の「ケアワーカー」を育成するためのプログラム(カリキュラム)の勉強会です。
311以後、直接被災していない人でも、知り合いが被災したり、毎日大量の映像や情報に接したり、あるいは原発事故が収束していなかったりと、強い不安をかかえて心身の不調を訴える人が多くいます。そういう人たちに対して「音読ケア」が大変有効であることを確認していました。
先日は直接被災地を回って音読ケアをおこなってきましたが、そこでもやはり心身の調子を整えたり、取り戻したりするのに音読ケアが有効であることがわかりました。
音読ケアは、その理論と方法を正しく理解し、一定の経験を積めば、だれでもできると考えています。私は音読ケアのケアワーカー(実際におこなう人)を育てようと思っています。
幸い、何人かが学びたいと手をあげてくれました。それで、今日から勉強会を始めるわけです。
世の中には音楽療法をはじめとするさまざまな心理療法がありますが、音読ケアはそれらと通じる部分がありつつ、あたらしいアプローチの補完医療となるでしょう。ケアワーカーが育っていくことで、みなさんの生活の質を高めることのお役に立てればと思っています。