2011年10月7日金曜日

Mac用映像編集ソフト「Final Cut Pro X」を試してみた

Mac用映像編集ソフト「Final Cut Pro X」の30日間トライアル版を試しているところです。これがよければ、iMovieと Final Cut Express からこちらに乗り換えようと思ってます。いまのところなかなかいい感じです。ネットでは、プロの映像編集者からボロクソにいわれていましたが。
 Final Cut Pro は10万円近くするソフトで、なかなか手がでなかったので、かわりに廉価版のExpressのほうを使っていたんですが、それでもプロ用の映像編集概念が導入されているソフトで、使いにくい部分が多々ありました。なので、iMovieで安直に編集することが多かったのです。

 実際に編集に使ってみました。
 現代朗読協会の東北被災地ボランティアツアーの記録映像を抜粋して、YouTube用のクリップにしてみました。
 作業としては、数時間分の映像を読みこんで、そこから数十シーンを抜粋し、デジカメで撮った静止画もそのところどころにはさみこんで仕上げる、という簡単なものです。iMovieでもできるかもしれませんが、Final Cut Pro X で試してみました。

 使ってみて、iMovieと Final Cut Pro Express の中間くらいの操作感でしょうか。いいとこ取りといった印象があります。けっこう使いやすい。そしてレスポンスもよく、とくにカットと挿入がサクサクと、微妙な位置ずれなどを気にせずにすばやくやれるのが気持ちいい。位置合わせはソフトが自動的にやってくれるのです。
 一番よかったのは、音声の調整がタイムライン上で簡単にできることです。カットが変わるときに、音声もいっしょにズバッと変わるとびっくりしてしまいますが、その前後で音量をフェードアウト、フェードインしておくと違和感が薄れます。その調整が簡単にできるのです。
 写真の挿入も簡単です。別のタイムラインにポンと乗せるだけ。時間を調整したり、静止画に動きをつけることも簡単にできます。

 編集が終わったら、あとはテロップを乗せる作業ですが、これは iMovieのほうがやりなれているので、そちらでやりました。
 編集後の映像をYouTubeにアップしてあります。こちらをどうぞ。