2012年4月3日火曜日

MacBook Air 13インチを使ってみる

いままで使っていた MacBook Air 11インチを知り合いに下取りに出し、MacBook Air 13インチを使いはじめている。
 昨日から北陸の実家に帰省しているのだが、荷物は相変わらず非常に少なくて軽い。これもAirのおかげだが、11インチと13インチの重量差は270グラム。ペットボトル一本分くらい。これが実際にどのくらいの差として体感できるかというと、残念ながら私の重量センサーではほとんど体感できない。つまり体感の重量に関して、カバンに入れてしまえば11インチも13インチもそう変わらない。
 しかし、カバンから出して持ち比べてみれば、さすがに重さは違うし、なにより大きさが違う。
 実は重量差より大きさの差のほうがくっきりと感じるし、それが一番の特徴ともいえる。
 大きさの差はそのまま画面の大きさの差となっている。

 私は仕事の作業のメインマシンとして MacBookPro の15インチを使っているのだが、それに比べて11インチはさすがにかなり狭く感じる。が、13インチになると大きな差は感じないのだ。
 え、これって、もうMacBookProいらないじゃん。なんてことをふと思ったりする。
 えっとえっと、ProとAirの違いってなんだっけ。
 CPUが違う。それは確か。しかし、SSDを搭載したAirはひょっとしてHDDのProより体感速かったりする。とくに私が多用する日本語変換の場面においては、明らかにSSDマシンのほうが勝ち。圧倒的勝利。
 ところで、私のProはSSDに換装しているんじゃなかったっけ? そのとおり。しかし、換装SSDマシンにはひとつ、かなり重大な欠陥がある。それは換装SSDマシンを使っている人ならだれもが知っている「プチフリ」問題だ。私のProにもそれがある。対応策はいくつかあるらしいが、完全ではない。ときどき、数秒から数十秒のフリーズが起き、そのあいだはなにもできない。
 AirもおなじSSDだが、さすがに純正品で調整してあるせいか、プチフリは皆無に近い。快適だ。

 拡張性がない、という指摘もあるだろう。実際、FireWireのポートがない。そのかわりにThunderboltのポートがある。これはまだまだ対応機種が少ないので、いまのところあまり使い道がないが、そのうちいろいろ出てくるだろう。
 11インチには付いてないが、13インチに付いているものとして、SDカードスロットがある。これは地味に使い勝手がいい。とくにデジカメやビデオから画像を取りこむときに便利だ。

 さて、いまここで私が使っている Air 13インチの最大のトピックがある。それは、キーボードだ。
 実は生まれてはじめてUSキーボードというものを使っている。キートップにカナがなく、英数字と記号のみというのは、見た目だけの話だが、とてもすっきりしている。しかも私はこれでカナ入力をしている。どっちみちブラインドタッチなのでキートップがわからなくても入力できるのだが、USキーボードはカナに限らずキーの並びがだいぶJISとは違うので、さすがに慣れるまでしばらくかかった。そして、ProのほうはこれまでどおりJISキーボードなので、そのたびに身体をスイッチングしなければならない。
 これはしかし、案外慣れればやれるものだ。スイッチングするときの感覚もおもしろい。
 知らない人が私の13インチでなにか入力しようとしたら、きっとびっくりすることだろう。