2012年12月10日月曜日

iPad mini 使用レポート(2)

写真はKindleとの比較。

Bluetoothキーボードのテスト。問題はローマ字入力しかできないこと。親指入力。横置き入力。
これがやはりベストかなあ。

私は仕事のメインマシンとして MacBookPro のRetinaディスプレイ15インチモデルを使っている。
これはもうなんでもこなせる「全部盛り」のコンピューターで、自分の部屋で使うほか、荷物に余裕があればこれをリュックサックに突っこんで出かけて、出先でもこれを使う。

サブマシンとして MacBookAir の11インチモデル。
これは荷物を軽くしたいときや、ちょっと出かけるときに出先でも作業したいときなどに使う。
MacBookProとほぼ同環境になっていてほとんどの作業に支障はないが、ディスプレイはやはり狭く、映像編集や音楽編集にはちょっときつい(できないことはない)。
文字入力にはまったくなんの支障もない。
ただし、バッテリーの保ちはProほどの安心感がない。


さて、iPad mini だ。
これ1台を持って出かけられれば、荷物は劇的に少なくできる。
Air 11インチを無理やり入れて出かけることもある須田帆布の愛用のショルダーバッグに、iPad mini なら普通に、余裕ではいる。
問題は、私の作業のメインが「文字入力」であるということだ。

ほとんどの人はタブレット端末はネットのブラウジングやメールチェックのような用途で使っているだろう。
入力するとしても、せいぜいIDとパスワードか、短い文章くらい。
私の場合は、ブログを書いたり、大量のメールに返信したり、原稿を書いたり、詩や小説を書いたりと、とにかく大量のテキストを入力する。
この作業が iPad mini でこなせるか、という話だ。

で、やってみた。
朝散歩のとき、近所のカフェまで出かけて、メールの返事書きとブログの文章を書いてみた。
縦置きだとソフトウェアキーボードが小さく、iPhoneのそれとおなじように人差し指でポチポチと押す感じになる。
つまり、遅い。
これならiPhoneでも間に合う。
iPhoneのほうがずっと小さいし。

横置きにしてみた。
ブラインドタッチはもちろん望むべくもないが、両手の指(人差し指から薬指くらいまで)を使ってやや効率よく入力することができる。
ただ、これも慣れの問題かもしれないが、ミスタッチは多い。
iPhoneだと横置きにすると画面がとても狭くなってしまうので使いにくいが、iPad mini だと横置きにしてもある程度画面の広さが確保できるので、入力作業ができないことはない。


以上は英字キーポードにしてローマ字入力した場合である。
日本語のテンキー入力は私は試していない。
ラップトップでは通常、私はカナ入力である。
USキーボード(英数字しかキートップに刻印されていない)を使ってカナ入力をしている人間は、私以外、あまりいないかもしれない。
もちろんブラインドタッチだ。
これが大変効率がよく、また楽しいのだ。

iPad mini の場合、カナ入力にする方法を私は知らない。
そこが最大のストレスだ。
Bluetooth接続のキーボードを使って入力すると、ソフトウェアキーボードよりかなり効率よく入力できるが、それでもローマ字入力限定となる。

やはり iPad mini で本格的なテキスト入力をするのは無理があるようだ。
Bluetoothキーボードでもいいので、どなたかカナ入力ができる方法を知っていたら教えてほしい。