2013年1月20日日曜日

マダガスカル、玉響のとき、音楽塾、徳久口琴

ゼミ生の木多村さんがひさしぶりに羽根木に来る。マダガスカル帰り。
仕事で半年ほど滞在していらして、その前にも何度か行っていた。
今年もまた行くらしい。

マダガスカルのいろいろな話をたくさん聞かせてもらった。
おもしろいのなんのって。
しかし、日本に帰ってくるのが大変で、帰ってきてからも頭を2針縫う怪我をしたりして、波瀾万丈の近況だ。

録音機材やソフトのことをいろいろ伝えて、実際に音声収録して聞いてもらったり見てもらったり。
私としては「マダガスカル通信」みたいなラジオ的なトークを向こうから定期的に送ってもらいたいものだ。
そうしたらそれを編集して、Podcast番組として流せる。
それほどマダガスカルの話はおもしろい。
一度行ってみたいと思うけれど、たぶん一生行くことはないだろうなあ。


気がついたら午後の「玉響のとき Vol.4」のスタート時間が迫っていた。
いそいで演奏機材のセッティングをする。
フットセラピストの徳久珠央さんもちょっと遅れてやってきた。
Vol.2 も羽根木の家でおこなったので、段取りはわかっている。
予約した方が順番に15分前後のフットマッサージを受けていくあいだに、私がそれを見ながら、外の物音や自分の気持ちの変化にあわせて即興で瞑想的音楽を演奏する、というライブイベントだ。

今回も不思議な時間が流れ、古民家の座敷が異空間になったような感じ。
演奏する私も不思議な流れ(フロー)のなかにたゆたいながら、ずっとマインドフルな状態で演奏をつづけていた。
気がついたら2時間近く、ずっと切れ目なく演奏していた。
通常のライブではありえない。


夕方5時から音楽塾。
といっても、参加者はピリカさんひとり。
今日は「音律」の話と、即興演奏に必須である「相対音感」のエチュードをいくつかやった。
最後にピリカさんに簡単な曲を弾いてもらったが、耳覚えのある唱歌程度の曲ならもう楽譜なしですぐに弾けるようになってきた。


夜は徳久ウイリアムくんによる口琴ワークショップ。
羽根木に初めて来る人ばかり。
さまざまな顔ぶれがあって、ちょっとめずらしい感じだ。
これを書いているいまも、横で開催中。