2014年1月23日木曜日

読書の快楽、カトレアと蘭、韓氏意拳の稽古

昨日からガルシア=マルケスの自伝『生きて、語り伝える』を読みはじめた。
どっひゃー、おもしろすぎ。
本から目を離せない。
自伝なのにマジック・リアリズムとしての作品そのもの。
『百年の孤独』も『大佐に手紙は来ない』も『コレラの時代の恋』も、なにもかも全部ここにある。
のめりこみすぎるとなにも手につかなくなってしまうので、1回につき10ページだけ読むと決めて、ちびちびと読みすすんでいる。
こういう読書の快楽はひさしぶりに味わうかも。

先週末から咲きはじめたカトレア〈プチプチキャンディ 彗星〉が、満開になってきた。
可憐な花だが、ゴージャス感もある。
蘭はいいなあ。
蘭といえば、今年の東京ドームの世界らん展のペアチケットを買ったのだが、いっしょに行ってくれる人はまだ現れない。
去年は月海ちゃんが付き合ってくれたのだが、もう飽きたらしい(笑)。

夜は韓氏意拳の稽古に中野まで行く。
初の体験参加の女性、今日が3回めの男性、今日入会したミキティ、体験なのか入会したばかりなのかわからないが若い男性、そして私、というメンバー。
昨年6月に始めたときは、毎回私が一番の初心者だったのだが、今日は私が一番の古参(?)だった。
といっても、始めてまだ7か月、わからないことだらけ。

最初の数か月は集中を要する稽古が大変で、終わったら憔悴しきっていたものだが、このごろは稽古すればするほどおもしろく、3時間近くの講習時間が物足りないと感じるくらいだ。
今日はとくに、稽古が進んでいくことによって生じる「形状や軌道をなぞってしまいがち」という問題を、基本的な「状態から生じる動きやすさ」をとらえることの重要性について学習を進めることの大切さを確認できた。

※韓氏意拳の体験ショートクラスを羽根木の家で開催します。
 詳細と申し込みはこちらから