2014年5月12日月曜日

福井県立病院での「初夏のピアノコンサート」(6回め)が終わった

2014512日、月曜日、午後1時半から、福井県立病院のエントランスホールで「初夏のピアノコンサート」をおこなった。
私は数えていなかったのだが、教えてもらったところによると、ここでのピアノ演奏はこれで6回めになるのだそうだ。

病院の事務の方が地元のマスコミにプレスリリースをおこなってくれたみたいで、朝からNHKテレビの地方版で告知されたりして、問い合わせがあったそうだ。
開始30分前くらいに会場に行くと、福井テレビの記者の方につかまって、取材される。
そのあと、カメラも回っていたようだ。
福井新聞の社会部の記者からも取材を受ける。
明日の新聞に載るのかな。
前回は県民福井という新聞に大きく掲載されてびっくりしたけれど。

それはともかく、古い友人の佳子さんがわざわざ聴きに来てくれた。
彼女とはもう20年来の付き合いで、ネットがまだパソコン通信といっていたそのごく初期のころ、私が福井放送のBBS「TAMPOPO」でシスオペをやっていたとき以来だ。
共通の知人の話や近況をゆっくり聞けてよかった。

今日は初夏の日本の曲を中心に演奏した。
病院での演奏はリハーサルができないので、いきなりピアノにすわって演奏をはじめなければならない。
正直にいうと、最初の数曲はピアノと自分をなじませることが必要で、思ったように演奏ができない。
しかし、すこしたつと「いまここ」に集中できるようになってきて、聴衆の方の反応や病院内のざわめき、自分の演奏した音の響きといったものがすっと流れこんでくるような感覚があって、自由になる。

ある程度曲目は用意してあるが、それをどう弾くかは弾きはじめる瞬間までまったくわからない。
曲のメロディを弾いたあとは即興演奏になるが、それも曲のコード進行にのっとった即興になるのか、あるいはまったく自由な即興になるのかは、やってみるまでわからない。
曲と自分と聴いてくれているみなさん、そしてそれを取り巻く環境とのコミュニケーションのなかで決まっていくことかもしれない。

演奏が終わってから、何人もの人からご挨拶をいただいてうれしかった。
妹の同級生という方ふたりがわざわざ挨拶に来てくれた。
病院の担当の方々にも喜んでいただけたようでよかった。
私も楽しませてもらいました。

次回は3か月後の8月25日、月曜日ということになった。

またみなさんにお会いできるのが楽しみだ。