2014年10月30日木曜日

最近の日記(駆け抜ける日々その2)

一昨日・火曜日の朝は骨折の回復具合を診てもらいに、近所の整形外科医院まで行ってきた。
右腓骨を骨折してちょうど1か月がたち、経過も良好ということで、ようやくギプスがはずれることになった。
レントゲンで見るかぎり、折れた部位の亀裂はまだはっきりと見えるが、これは完全に消えるまで一年くらいかかるそうだ。
骨の硬さについてはもう問題ないので、痛みが出ない程度に普通にすごせばいいとのこと。
ただ、ここ数日のハードワークがたたって、若干腫れが出ているので、その治療のために「マイクロ」とかいう機械にかかることになった。
これって「マイクロウェーブ」なのかな?
つまり、電子レンジのようなもの?
なんとなく暖かくなって、終わり。

帰りがけに、ちょうどオーディオブック収録のためにうちに来るところだった麻理衣と出くわす。
そのままいっしょに帰って、半七捕物帳「津の国屋」の収録。
「津の国屋」は半七捕物帳のなかでは変則的に長い作品で、仕上がりはたぶん130分以上ある。
オーディオブックの収録は、1時間ものを収録する際、所用時間を3時間見る必要がある。
それもベテランの場合。
麻理衣はもちろんベテランなので、午前と午後で終えられるだろうとふんでいた。
午前10時半くらいからスタートして、前半部分をお昼すぎに終了。

昼食休憩は近くの〈香家〉に行って、担々麺のセット。
もどって、午後は後半の収録。

オーディオブックの収録は、ノイズや発音、アクセント、そしてもちろん表現そのものについての繊細なチェックが必要で、ディレクションにはかなり神経を使う。
もちろん読み手もそうだが、ディレクターはそれ以上の集中力と持続力が必要だ。
読み手が麻理衣のように高い能力を持っていると、さくさくと進む。
それでも午後4時半くらいまでかかって、収録を終えた。

お疲れさん、麻理衣。
そして私はヘロヘロ。
だが、その後の収録予定がまだあって、唐ひづるが午後4時に来てくれた。
麻理衣の収録をすこし見学したあと、唐ちゃん自身の収録がスタート。
唐ちゃんも半七捕物帳の収録で、「夏の金魚」という作品だが、昨日は前半のみ。
私が第1節を収録し、もう集中力がつづかないので、野々宮に2節を収録してもらった。

(つづく/まだ今日にたどりつかない)