2015年2月3日火曜日

オーディオブック「半七捕物帳」の収録ふたつ

今日は午前中からひとり、午後にひとり、それぞれ岡本綺堂の『半七捕物帳』のオーディオブックの収録をおこなった。

アイ文庫では、オーディオブックの制作・販売・ポータルであることのは出版に協力して、現在、半七捕物帳60数編のコンプリートをおこなっている。
現代朗読協会のゼミ生を中心としたオーディオブック・リーダー(読み手)を総動員して、時間のあるかぎり収録をすすめている。

今日は坂口安吾「アンゴウ」や夢野久作「若返り薬」、あるいは新美南吉の小品のオーディオブックがすでに世に出ている矢澤亜希子が午前中から来て、半七捕物帳の「旅 絵師」の収録をおこなった。
また、午後は、宮沢賢治「注文の多い料理店」などですでに世に出ている唐ひづるが来て、半七捕物帳の「唐人飴」の収録をおこなった。
ただしこれはまだ出だしのみで、全編が終わったわけではない。

ふたりともオーディオブック・リーダーのための基礎トレーニングを毎日、地道につづけていて、リップノイズ、発音コントロール、呼吸の安定や持続力といった、読み手としてのベーシックな力を着実につけつつあって、収録していても楽しいし、今後がさらに楽しみなのだ。
土台の部分がしっかりしてくれば、あとはオリジナリティを発揮してどんどん伸びやかに表現していけるので、可能性が無限に生まれてくる。
私はその可能性を感じてわくわくしているのだが、読み手当人にはまだまだ苦しい段階がつづくようで、くじけそうになる人もいるようだ。
しかし、なにをどうすればいいのか、いまやはっきりとわかっているので、こちらを信頼してがんばってほしい、というしかない。

ともあれ、オーディオブックという形あるコンテンツが確実に完成していくのは、うれしいものだ。

※オーディオブックを収録するための専門的なスキルを、個人レッスンと現代朗読ゼミへの参加で身につける「オーディオブックリーダー養成講座」をおこなっています。詳細とお申し込みはこちら