2015年9月10日木曜日

佐渡ピースキャンプの5日間(5)

10日・木曜日、佐渡ピースキャンプ、最終日。
三晩お世話になった旅館をあとにして、佐渡キリスト教会へ。
天候はいまいちだが、台風は日本海に抜けて熱帯低気圧に変化し、フェリーの運航には支障がなさそうだ。
が、関東方面では集中豪雨で被害が出ているという情報がはいってきていた。

朝食後の朝の礼拝は、神埼典子牧師の担当。
マリアとマルタのエピソードをまじえながら、ご自分の経験を話し、みんなで歌を歌う。
私はリードオルガンで伴奏させていただく。
佐渡教会にはリードオルガンが2台とピアノが1台あって、とてもぜいたく。
とくに、今回はあまり弾く機会がなかったけれど、礼拝堂のリードオルガンはとてもすばらしいものだ。

ピースキャンプ最後の振り返りの会。
参加者の学生や若い人たちからとても尊重されているのを感じて、私はありがたく幸せな気持ちになっていて、Facebookですでにフレンド申請をしてくれた人も何人かいた。

教会の前でみんなで記念撮影をしたあと、車に分乗して両津港のフェリー乗り場に向かう。
フェリーに乗りこみ、佐渡にお別れ。
思ったほど船は揺れず、快適。
海の風景をたっぷりと楽しむ。

新潟港に無事に到着。
バスで新潟駅に移動し、すぐに新幹線に乗ろうかと思ったが、直近の便が混んでいるようだったので、一本遅らせて、駅前で昼食。
そのあと、14時すぎの新幹線〈とき〉(初めて乗った)で東京にもどる。
茨城や栃木ではこの集中豪雨で甚大な被害が出ているもようだが、新幹線も地下鉄も支障なく動いていて、私は無事に、雨に降られることもなく、午後5時前には羽根木に帰着できた。

あらためて、今回ご一緒したみなさんに感謝すると同時に、この豊かな経験はかならず伝えていきたいという思いがふつふつとわいたので、共感的コミュニケーションの勉強会や著作などに生かしていこうと決意しているところだ。