2017年3月12日日曜日

PLC(Power Line Communication)いわゆるコンセントLANを設置してみた

私がいま住んでいる国立の家はふつうの近代的な一軒家で、二階建て(ロフト付き)です。
広いリビングが二階にあって、ここでちょっとした講座やワークをやることがあります。
また、私だけでなく、安納献氏の講座も、こちらからオンラインでつないでやることもしばしばです。
音読療法やNVCのオンラインでのミーティングも頻繁にやってます。

いままで問題があって、2階のリビングはWiFiの電波状況があまりよろしくなかったのです。
ネット回線は光ケーブルが1階の部屋に引かれていて、そこにモデムがあります。
モデムから直でLANケーブルをつないでもいいんですが、WiFiルーターを設置して家中どこにいても無線でネット接続できるようにしてありました。
ただ、この家は床暖房で、床に温水のパイプがめぐらせてあるのです。
WiFiの電波は水などを通りにくい弱いものなので、2階は電波状態がよくなかったのです。

あまりに使いにくいので、あれこれ検討した結果、電源コンセントにアダプターを差しこんで、家庭用の電源をそのままLANにしてしまう「PLC」という方式を導入することにしました。
家のなかに張りめぐらされている電気配線が、そのままローカルネットワークになってしまうというものです。

さっそく機材を取りよせて(6,000円くらい)、設置してみました。
設置方法は簡単で、ただアダプターを1階と2階のコンセントに挿して、LANケーブルをつなぐだけ。
面倒な設定などは一切ありません。
これでWiFiルーターを2階にも持ってこれました。
2階でも電波状況を気にすることなく、無線経由でネットに接続できるようになりました。
オンラインミーティングも快適です。

家のなかで電波が届きにくい場所がある問題に悩んでいる人には、これ、超おすすめです。